メタバース不動産投資に興味があるから教えてほしい!始め方・やり方も詳しく知りたいな……
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
- メタバース不動産投資の基礎知識
- メタバース不動産投資のやり方
- メタバース不動産投資の注意点
メタバースについて興味を持つ中で、「メタバース内の不動産に投資してみようかな」と考えている方もいると思います。
この記事では、メタバース不動産投資の基礎知識・やり方・注意点を解説していきます。
なお、メタバース不動産投資をするためには、仮想通貨取引所で口座開設し、イーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)を購入する必要があります。
『コインチェック』や『ビットフライヤー』で口座開設をして、仮想通貨を購入しておきましょう。
手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
それでは、メタバース不動産投資について順番に解説していきます。
メタバース不動産投資の基礎知識
まずはメタバース不動産投資の基礎知識である以下の項目を説明します。
- メタバースの土地はデジタルデータ
- メタバース不動産で稼ぐ方法はいろいろ
- メタバースの土地は価格変動が大きい
- メタバースの将来性
メタバースの土地はデジタルデータ
メタバースの土地とは、メタバースと呼ばれる仮想空間内に存在する土地のことです。
現実の不動産のように実体のあるものではなく、あくまでデジタルなデータです。
- メタバースの土地はNFT(非代替性トークン)化されています。
- NFTの技術により、メタバースの土地は価値を持ちます。
メタバース不動産で稼ぐ方法はいろいろ
メタバース不動産で稼ぐ方法は、大きく分けると以下の2種類です。
- メタバース不動産投資
- メタバースの土地でビジネス
そしてメタバース不動産投資には、以下のような方法があります。
- 土地を売買する
- 土地を他のユーザーに貸す
- 建物を作り土地とセットで売る
メタバースの土地で行うビジネスは、次のようなものがあります。
- 店舗の出店
- ゲームの公開
- イベントの開催
メタバースが普及するにつれ、この他にも様々な活用方法が生まれていきそうです。
>>メタバースの土地の使い方・活用方法・活用事例を解説!【投資のやり方も紹介】
メタバースの土地は価格変動が大きい
メタバースの土地は価格変動が大きいです。
理由としては、次の2つの要因が関わっているからです。
- メタバース自体の人気
- 仮想通貨自体の相場
メタバース自体の人気によって土地の需要は大きく変わります。
- メタバースの注目度が高まれば土地の値段は上がる
- 他のメタバースの登場などにより人気がなくなれば土地の値段は下がる
また、メタバースの土地を買うのに使用する仮想通貨の値動きが激しいので、メタバースの土地の価格も大きく影響を受けます。
メタバースの将来性
様々な企業がメタバースに注目しており、ナイキやアディダスなどの有名企業もメタバースに参入しています。
[参考]Nike, Adidas Box Out Virtual Territory
- メタバースの土地が数億円で売買された事例もあり、2021年の土地取引額は600億円近くありました。
- 2022年には2倍近くなると予測されています。
[参考]Metaverse real estate sales top $500 million, and are projected to double this year
またマッキンゼー・アンド・カンパニーは、今後の市場規模が5兆ドルになる可能性があると予想しています。
[参考]Value creation in the metaverse
メタバースの今後の成長に期待して土地を購入しておけば、大きな利益を得られる可能性があります。
一方で、「本当にメタバースが流行するのか?」「2006年ごろに流行ったセカンドライフのように廃れてしまうんじゃないか?」と考えるかたもいるのではないでしょうか。
その点については、テクノロジーの発達や人々の意識の変化を踏まえると、同じような結果にはならないと思います。
>>メタバースとセカンドライフの違いを解説[二の舞では終わらない?]【初心者向け】
メタバース不動産投資のやり方
メタバース不動産投資のやり方は、以下のとおりです。
- 土地を購入する場所を選ぶ
- 仮想通貨取引所の口座を開設する
- 必要な仮想通貨を用意する
- 土地を購入するメタバースを選ぶ
- 欲しい土地を購入する
①土地を購入する場所を選ぶ
まずは土地を購入する場所を選びましょう。
土地を購入できる主な場所は、NFTマーケットプレイスです。
- Coincheck NFT:国内取引所『コインチェック』が運営するマーケットプレイス
- OpenSea:海外の人気マーケットプレイス
Coincheck NFTの特徴
Coincheck NFTは、国内のマーケットプレイスなので日本語で使えます。
また、大手の国内取引所が運営しており、簡単に取引できるので仮想通貨をまだ買ったことがない方におすすめです。
OpenSeaの特徴
OpenSeaは海外の人気マーケットプレイスで、様々なメタバースの土地を買えます。
また利用者数が多いため、「出品されている土地の数が多く相場価格で買いやすい」「土地を売る際に多くの人の目にとまる」といった特徴があります。
仮想通貨の取引に慣れている方は、OpenSeaを利用するのがおすすめです。
②仮想通貨取引所の口座を開設する
土地を買う場所を選べたら、次は仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
利用するマーケットプレイスによっておすすめの取引所が変わります。
Coincheck NFTを利用する場合
Coincheck NFTを利用する場合は、『コインチェック』の口座を開設しましょう。
口座開設は無料で簡単にできますが、うまくできるか不安な方は『【簡単!】コインチェックで口座開設する3つの手順【初心者向け】』を参考にしてください。
OpenSeaを利用する場合
OpenSeaを利用する場合は、手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
口座開設は無料で簡単にできますが、うまくできるか不安な方は『【完全無料】bitFlyer(ビットフライヤー)で口座開設する手順【初心者向け】』をご覧ください。
OpenSeaを利用する場合は、仮想通貨ウォレットも必要になるので用意しておきましょう。
③必要な仮想通貨を用意する
口座開設ができたら、入金して仮想通貨イーサリアムを購入しましょう。
『ビットフライヤー』でイーサリアムを購入する場合は、「販売所」ではなく「取引所」を利用するようにしましょう。
『【初心者向け】イーサリアムをビットフライヤーの取引所で買う方法を解説』で「取引所」でイーサリアムを買う方法を解説しています。
※『コインチェック』の場合、「販売所」でしかイーサリアムを買えません。
「販売所」と「取引所」の違いを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
④土地を購入するメタバースを選ぶ
イーサリアムを購入できたら、土地を購入するメタバースを選びましょう。
Coincheck NFTを利用する場合
Coincheck NFTの場合は、土地を購入できるメタバースは3種類あります。
どれも注目されているメタバースです。
2022年4月30日に販売開始されたOtherside(アザーサイド)の土地は、約24時間で400億円を超える売り上げを達成しました。
また、『The Sandbox(サンドボックス)』と『Decentraland(ディンセントラランド)』も人気があり、仮想通貨「SAND」や「MANA」の時価総額も高いです。
『The Sandbox(サンドボックス)』や『Decentraland(ディンセントラランド)』は実際に遊ぶこともできます。
OpenSeaを利用する場合
OpenSeaの場合は、Coincheck NFTよりも選択肢が多くなります。
上に挙げたようなメタバースの土地を購入できます。
⑤欲しい土地を購入する
メタバースを選べたら土地を購入していきましょう。
Coincheck NFTを利用する場合
『コインチェック』にログインし、左側にある「Coincheck NFT」を選びます。
「Coincheck NFT」にアクセスできたら、タイトル欄から、土地が欲しいメタバースを選びましょう。
※「Coincheck NFT」では、メタバース以外のNFTも売られています。
メタバースを選ぶと土地の一覧が表示されるので、欲しい土地を選びましょう。
土地の詳細画面に移動したら、「購入確認」をクリックして購入できます。
※「購入確認」の文字の上に、日本円換算の金額が表示されるので参考にしてください。
OpenSeaを利用する場合
OpenSeaを利用する場合は、まずは購入したイーサリアムを仮想通貨ウォレットに送金する必要があります。
>>【簡単】bitFlyerからMetaMaskに送金する方法[ビットフライヤーからメタマスク]
『メタマスク』にイーサリアムを送金したら、マーケットプレイスにアクセスして土地を購入できます。
右上にあるマーク(人のマークの右)をクリックして、『メタマスク』の接続を行いましょう。
『メタマスク』の接続ができたら、あとは欲しいメタバースの土地を探して購入できます。
メタバース不動産投資の注意点
ここでは、メタバース不動産投資の注意点を解説します。
- 仮想通貨取引所の口座や仮想通貨ウォレットが必要
- 価格変動が激しい
- ある程度の資金が必要
①仮想通貨取引所の口座や仮想通貨ウォレットが必要
メタバース不動産投資をやるには、仮想通貨取引所の口座や仮想通貨ウォレットが必要です。
メタバースの土地を購入するために仮想通貨を使うからです。
また、マーケットプレイスを利用する際には仮想通貨ウォレットを用意しておかないといけません。
場合によっては、国内の仮想通貨取引所だけでなく海外の仮想通貨取引所を利用する必要もでてきます。
メタバースの不動産投資に必要なものを以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
>>【メタバース投資】土地の購入に必要なものを解説[やり方も紹介]【簡単】
②価格変動が激しい
基礎知識のところでもお伝えしましたが、価格変動の大きさにも注意しておきましょう。
メタバース不動産投資で大きく稼げる可能性がある一方で、損してしまうリスクもあります。
損しないようにするためのポイントは、高値で購入してしまわないことです。
メタバースの土地を購入する際は、あらかじめ相場価格を調べるようにしましょう。
③ある程度の資金が必要
注意点の3つ目が、ある程度の資金が必要ということです。
- The Sandbox(サンドボックス)
- Otherside(アザーサイド)
- Decentraland(ディセントラランド)
上記のような人気メタバースの土地を買うには、最低でも数十万円の資金が必要です。
>>【2022年版】メタバースの土地の価格・値段を解説![最低購入価格も紹介]
資金に余裕がある方はいいかもしれませんが、気軽には買えない金額です。
メタバース投資をこれから始める方には、メタバース関連の仮想通貨へ投資するのがおすすめです。
なぜなら、数百円から始めることができるからです。
例えば、人気メタバース『The Sandbox(サンドボックス)』で使用される仮想通貨「SAND」は、『コインチェック』で500円から購入できます。
メタバース関連の仮想通貨を紹介している記事もあるので、興味がある方はご覧ください。
>>【買い方も解説】メタバース関連の仮想通貨おすすめ銘柄を紹介
またメタバース投資の種類を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>>メタバース投資のやり方・始め方を分かりやすく解説【仮想通貨・土地・ゲーム】
その他の注意点
この記事で紹介した3つの注意点以外にも、次のような注意点があります。
- メタバースプロジェクトが継続されるか不明
- 詐欺が多い
メタバース不動産投資の注意点をより詳しく知りたい方や、リスクを減らす方法を学びたい方は、以下の記事もご覧ください。
まとめ:メタバース投資を始めてみよう
今回お伝えした内容は次のとおりです。
- メタバース不動産投資の基礎知識
- メタバース不動産投資のやり方
- メタバース不動産投資の注意点
メタバースは今後が期待される分野で、有名企業も続々と参入しています。
2021年には『Facebook』が『Meta』に社名を変えたことも話題になりました。
[参考]フェイスブックが社名変更し「Meta」に、メタバース構築に決意表明
メタバース不動産投資に興味があるかたは、ぜひ挑戦してみてください。
なお、メタバース不動産投資をするためには、仮想通貨取引所で口座開設し、イーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)を購入する必要があります。
『コインチェック』や『ビットフライヤー』で口座開設をして、仮想通貨を購入しておきましょう。
手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
また、メタバースを自分で体験してみるのもいいでしょう。
メタバースには様々な稼ぎ方があるので、興味がある方は以下の記事もご覧ください。