メタバース関連の仕事にはどんなものがあるの？職業や必要なスキルを教えて欲しいな！
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
- メタバース関連の仕事の種類
- メタバース関連の仕事に必要なスキル
- メタバース関連の仕事の探し方
- メタバース関連の仕事に関するよくある質問
メタバースは将来的な市場規模が100兆円を超えるという予想もあり、今後の成長が期待できる分野です。
- 様々な企業が参入してくるなか、メタバース関連の仕事も今後増えていくことが予想されます。
- 中国ではすでにメタバース関連の人材が積極的に募集されています。
この記事では、メタバース関連の仕事の種類や必要なスキルを紹介します。
「メタバース関連の仕事に興味がある」という方はぜひ最後までご覧ください。
メタバース関連の仕事の種類
メタバース関連の仕事の種類には次のようなものがあります。
またメタバースでは、個人が副業や趣味として取り組めみやすい稼ぎ方も存在します。
それぞれ順番に解説していきます。
メタバース関連の仕事
まずはメタバース関連の仕事について順番に紹介していきます。
①メタバースプラットフォームの開発・運営
最初に紹介するのが、「メタバースプラットフォームの開発・運営」です。
メタバースにはすでに様々なプラットフォームがあり、今後も多くのメタバースが誕生することが予想されます。
メタバースの人気上昇に伴い、プラットフォームの開発・運営に関する求人も増加します。
プラットフォームの開発・運営といっても多様な役割があり、求められる役割は多くあります。
国内のメタバースで有名なClusterの求人では、「3DCGデザイナー」「Unityエンジニア」などの募集があります。
エンジニアやデザイナー関連の募集が多い印象です。
ただしイベントの企画やマーケティングに関する求人もあり、いろんな職種の募集が行われています。
②デジタルアイテムの製作・販売
デジタルアイテムの製作も、メタバース関連の仕事の1つです。
メタバース内で使用できるデジタルファッションの製作や販売に注力していく企業は増えていくことが予想されます。
すでにメタバース内では様々なアイテムが販売されています。
例えばThe Sandbox(サンドボックス)では、装備品などの販売が行われています。
プラットフォームの開発・運営に比べると企業が参入しやすい領域です。
メタバースの普及に伴い、デジタルアイテムの製作に関連した求人は増加すると考えられます。
有名スポーツプランドのNIKEも、メタバース内で使用できるNFTのスニーカーを製作しています。
③3Dキャラクター製作
デジタルアイテムだけでなく、3Dキャラクター(アバター)の製作という仕事もあります。
メタバースのユーザーは、3Dキャラクターを使って仮想空間を楽しむため、アバターの存在は不可欠です。
アバターの製作を自分で楽しみたい人もいれば、気に入ったアバターを購入して使いたい人もいます。
自分のイメージをもとに、オリジナルのキャラクターを作ってほしいという要望もあります。
そうしたニーズに応えるのが、3Dキャラクター製作の仕事です。
メタバースが普及すれば、それに伴い3Dキャラクター製作の需要も高まります。
REALITY株式会社では、3Dキャラクターアーティストの募集が実施されています。
仕事の内容は、3Dアバターの衣裳製作の監修などです。
④イベントプランナー
メタバース関連の仕事には、イベントプランナーもあります。
メタバースを盛り上げるためにはイベントの開催も重要な要素の1つです。
多くの人を惹きつけるイベントの開催ができれば、メタバースのユーザー数を伸ばすことができます。
企業がメタバース内でのイベント開催に力を入れていくにあたり、イベントプランナーの需要が高まります。
メタバースライブやバーチャルマーケットなど、メタバース内ではいろんなイベントが開催されています。
VR技術のさらなる発展やメタバースの普及に伴い、より多様なイベントが開催されることが予想されます。
メタバースのイベントに特化した会社も誕生しています。
⑤メタバース不動産業
メタバース不動産業という仕事もあります。
メタバースでは、仮想空間内にある土地を所有して活用することができます。
>>メタバースの土地の使い方・活用方法・活用事例を解説！【投資のやり方も紹介】
土地に建物をつくって販売するなど、メタバースの土地を扱う仕事です。
例えばLandworksという土地を借りたい人と貸したい人を仲介するサービスも誕生しています。
メタバースの土地に興味を持つ人が増えるにつれ、不動産の取引をサポートする仕事も求められるようになります。
メタバースの土地購入に興味がある方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
⑥アバターを使った接客
アバターを使った接客も、メタバース関連の仕事の1つです。
メタバースを利用するユーザーが増えるにつれ、メタバース内での活動をサポートする役割が重要になります。
初心者に向けた案内やお店での接客対応など、アバターを使った接客の需要も高まることが予想されます。
メタバース内でのアルバイトで、
- お店などで接客をするアバター店員
- メタバース内の案内・誘導をするアバタースタッフ
といった募集がされた事例もあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
個人が副業などで取り組みやすい稼ぎ方
ここでは、個人が副業や趣味として始めやすい稼ぎ方を紹介します。
①メタバースのゲームで稼ぐ
1つ目の方法が、メタバースのNFTゲームで稼ぐ方法です。
ゲーム好きな方にとっては、ゲームを楽しみつつ稼ぐことができるので、おすすめです。
2021年に稼げるゲームとして話題になった『Axie Infinity(アクシーインフィニティ)』ではランキング上位に入るなどの条件を満たせば、仮想通貨をもらうことができます。
もらった仮想通貨は「日本円」に交換できます。
- メタバースゲームによって稼ぐための条件は様々です。
- 稼ぐためにはNFT化されたアイテムを購入する必要があるなど、初期費用がかかる場合もあります。
以下の記事で稼ぐ方法を解説しているので参考にしてください。
上で紹介した『Axie Infinity(アクシーインフィニティ)』について解説している記事があるので、興味がある方はご覧ください。
>>【最新版】Axie Infinityの始め方を解説[アクシーインフィニティ]
スマホで遊ぶこともできます。スマホ版の始め方は以下の記事でお伝えしています。
②メタバースに投資する
メタバースへの投資も、個人が簡単に始められる方法です。
メタバース投資には、以下の4種類あります。
- メタバース関連の仮想通貨(暗号資産)
- メタバースの土地
- メタバースで使われるアイテムなどのNFT
- メタバース関連企業の株
それぞれの詳しい特徴・やり方は以下の記事をご覧ください。
>>メタバース投資の種類とやり方・始め方を分かりやすく解説【仮想通貨・土地・ゲーム】
メタバース投資は少額から始めることができます。
例えば、人気メタバース『The Sandbox(サンドボックス)』で使用される仮想通貨「SAND」は『コインチェック』で500円から購入できます。
メタバースの仮想通貨への投資は少額で始められて分散投資しやすいなどの魅力があります。
メタバース投資に仮想通貨をおすすめする理由は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>メタバース投資はいくらからできる？少額で簡単に始めるやり方を紹介[初心者向け]
③NFTを仕入れて転売する
NFTアイテムを仕入れて転売する方法です。
『OpenSea』などのNFTマーケットプレイスでデジタルアイテム(NFTアイテム)を仕入れて転売し、差額で利益を得るイメージです。
これから人気が出て値上がりしそうなデジタルアイテム(NFTアイテム)を仕入れる必要があります。
仕入れ値より高く売れるとは限りませんが、大きな利益を出している人もいます。
④NFTを製作して販売する
自分でNFTを製作して販売するという方法もあります。
イラストが得意な方はNFTアートを作成して販売することで大きな利益を得られる可能性があります。
NFTアートを作れば売れるわけではありません。
SNSなどでの知名度を活かして売るなどの販売戦略が必要になります。
小学生が夏休みの自由研究として作成したNFTアートが注目を集めた事例もあります。
多くの人から注目されるようなストーリーを生み出せるか、といったポイントもNFTアートの販売で重要です。
⑤メタバースの情報を発信する
メタバースの情報発信も、個人が始めやすい方法です。
具体的には、次のような方法があります。
- Youtubeでメタバース関連の情報を発信
- ブログでメタバース関連の情報を発信
メタバースの分野はこれからさらに発展していくことが期待できる分野でもあるので、今のうちから情報発信をしておくメリットはあります。
個人的には、Youtubeよりブログの方が簡単に始められるのでオススメです。
- メタバースの知識がない方でも、メタバースのゲームや投資を始めつつブログで情報発信して稼ぐことができます。
- ブログを持っていない方は、コスパが高く有名ブロガーもおすすめしている『ConoHa WING』がおすすめです。
ブログ開設は簡単にできます。以下の記事を参考にしてください。
また、ブログで稼ぐための詳しいステップを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
>>初心者が知識ゼロから仮想通貨ブログで月1万円を目指すロードマップ
メタバース関連の仕事に必要なスキル
メタバース関連の仕事に必要なスキルには次のようなものがあります。
順番に解説していきます。
①プログラミングスキル
まずは、プログラミングスキルです。
メタバースプラットフォームの開発・運営の仕事ではエンジニアの募集が多く、プログラミングのスキルが求められます。
自分の就きたい仕事によって必要なプログラミング言語は変わります。
ゲーム製作などに使われるUnityでは「C#」というプログラミング言語の知識が必要です。
②3DCGスキル
3DCGスキルも必要なスキルの1つです。
メタバースプラットフォームの開発・運営に携わる際や、デジタルアイテムや3Dキャラクターの製作にあたりスキルが求められます。
以下のようなソフトの使用経験、製作実績があると役立ちます。
単にソフトを使えるかだけではなく、デッサン力・デザイン力・表現力など様々な能力が求められます。
③企画力
企画力も、必要なスキルの1つです。
メタバース内でのイベントを企画したり、メタバースを発展させるための案を出したりする際には企画力が求められます。
メタバースを普及させていくにあたり重要なスキルなので、実績などを積んでおくとメタバース関連の仕事をする際に役立ちます。
④情報収集力
情報収集力も重要なスキルです。
メタバースはまだまだ成長段階にあり、新たなプラットフォームが次々に誕生するなど、変化が激しい分野です。
インターネットを活用して世界中の情報を集めながら、仕事に活かしていくことが求められます。
⑤コミュニケーションスキル
メタバースの仕事でもコミュニケーションスキルは必要です。
チームメンバーと適切にコミュニケーションをとりながら仕事を進めるのはもちろん、メタバース内での接客において重要になります。
メタバース内での接客は、対面でのコミュニケーションに比べて難易度が高いです。
相手に伝わりやすい言葉選びなど、コミューニケーション能力を高めておくと役立ちます。
⑥英語力
英語力も重要になります。
メタバースは世界的に注目されており、仮想空間には世界中の人がアクセスできます。
様々な人とリアルタイムでコミュニケーションを取るためには英語力を高めておくと便利です。
情報収集の際にも、英語ができるとより多くの情報にアクセスしやすくなります。
翻訳ツールも優秀ですが、英語力を高めておいて損はありません。
メタバース関連の仕事の探し方
メタバース関連の仕事の見つけ方は主に以下の方法があります。
順番に解説していきます。
①求人サイト
多くの情報の中から「メタバース」「VR」などのキーワードで検索できるため、調べるのが簡単です。
一方で、自分が探している仕事とは関係ないものが出てきたり、まだまだ求人数が少ないなどの問題もあります。
②SNS
メタバース開発に取り組むベンチャー企業などはSNSで仕事の募集をすることもあります。
3DCGのスキルを磨きつつ、製作した作品をアップしておくと、採用担当者に興味を持ってもらえる可能性が高くなります。
③メタバース関連企業のホームページ
メタバース関連企業のホームページで探す方法もあります。
自分が働きたい企業でどんな募集があるか知ることで、何のスキルを磨いておくといいか分かります。
メタバース関連の仕事に関するよくある質問
ここでは、よくある質問に回答します。
①メタバース関連の仕事には将来性はありますか？
モルガン・スタンレーはメタバースの市場規模が将来的に数百兆円になると予想しています。
他にも、メタバースの市場規模が大きくなると予想している会社は多いです。
市場規模の予想や、様々な企業がメタバースに参入している状況を考えると、将来性はあると言えます。
「メタバースとセカンドライフってどう違うの？」「メタバースもセカンドライフみたいに廃れるんじゃないの？」という方は、以下の記事をご覧ください。
②メタバース関連の仕事は未経験でも始められますか？
未経験でも始められるものもありますが、プログラミングスキルや3DCGスキルなどの実績が求められる募集も多いです。
メタバースの開発・運営やアイテムの製作に携わりたい方は、Youtubeなどで勉強しながらまずは手を動かしてみましょう。
③磨いておくべきスキルのおすすめは何ですか？
何の仕事をしたいかにもよりますが、3DCGやプログラミングのスキルを磨いておくのがオススメです。
なぜなら、企業で働くだけでなく、個人や企業から依頼を受けて3Dキャラクターやアイテムを製作してお金をもらうなど、個人で稼げる可能性が広がるからです。
まとめ：メタバースの未来に期待して備えておきましょう
今回は、次の内容をお伝えしました。
- メタバース関連の仕事の種類
- メタバース関連の仕事に必要なスキル
- メタバース関連の仕事の探し方
- メタバース関連の仕事に関するよくある質問
今回紹介した以外にも、メタバースの普及や技術の発展に伴い、新たな職業が誕生していくと予想されます。
自分が今持っているスキルをメタバースで活かせないかという視点も役立ちます。
メタバースに興味がある方は、とりあえず体験してみるのも選択肢の1つです。
