メタバースの土地っていくらぐらいするんだろう?価格について教えてほしい
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
- メタバースの土地の平均購入価格
- メタバースの土地が高値で売却された事例
- メタバースの土地の最低購入価格
- メタバースの土地を買う簡単な方法
- メタバースの土地を安く買う方法
様々な有名企業が参入している大注目のメタバースですが、メタバースの土地へ投資する方法も注目されています。
メタバースの土地を所有することで、現実の不動産投資のように、収益を得ることができます。
そこで今回は、「メタバースの土地はいくらで買えるんだろう?」という疑問をお持ちの方に向けて、相場や最低購入価格を解説していきます。
なお、メタバースの土地を購入するためには、イーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)が必要になります。
『コインチェック』や『ビットフライヤー』で口座開設して、あらかじめ仮想通貨(暗号資産)を購入しておきましょう。
手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
メタバースの土地の平均購入価格
まずは、主要なメタバースの土地の平均購入価格を見ていきましょう。
この記事では、人気マーケットプレイス『OpenSea』で平均価格を確認できた以下のメタバースを見ていきます。
『OpenSea』で確認した、直近30日間の平均購入価格は次のとおりです。
メタバースの種類 | 平均購入価格(※1) | 日本円換算(※2) |
The Sandbox(サンドボックス) | 2.7234ETH | 約61.8万円 |
Otherside(アザーサイド) | 5.2398ETH | 約118.9万円 |
Voxels(ボクセルズ) | 0.8623ETH | 約19.5万円 |
NFT Worlds(エヌエフティ ワールド) | 1.4591ETH | 約33.1万円 |
Everdome(エバードーム) | 0.0738ETH | 約1.6万円 |
※1:2022/7/30に確認したデータです。
※2:1ETH(イーサリアム)=227,000円で計算。
というわけで、1番高いのがOtherside(アザーサイド)、2番目がThe Sandbox(サンドボックス)という結果でした。
- 『Landindex』というサイトでもメタバースの土地の売買データを確認できるので、興味がある方はご覧ください。
- また、『MetaGameHubDAO』という相場を知れるツールもあります。
メタバースの土地が高値で売却された事例
基本的には、メタバースの土地を買うには数万円〜数十万円が必要になります。
ただし、同じメタバース内の土地でも、土地の場所や大きさによって価格は大きく変わってきます。
そこで、土地が高値で売却された事例も参考までに紹介しておきます。
※NFT市場のデータをまとめている『NonFungible』のホームページで2022年7月30日に確認したデータです。
いちばん高いのが、「Decentraland(ディセントラランド)」の土地で「241万ドル」です。
2番目は、「Otherside(アザーサイド)」の土地で「165万ドル」です。
億を超える価格で、仮想空間にある土地が購入されているのを見ると、いかにメタバースへの投資が加熱しているかが分かりますね。
直近の30日間でも高値で売買されている事例はあります。
※NFT市場のデータをまとめている『NonFungible』のホームページで2022年7月30日に確認したデータです。
1~3位だけでなく、上位のほとんどが「Otherside(アザーサイド)」で、数千万円で取引されていました。
メタバースの土地の最低購入価格
最低購入価格も紹介しておきます。
メタバースの土地が最低いくらから買えるかが分かるので、参考にしてください。
ここでは、以下のメタバースを紹介します。
それでは、価格を見ていきましょう。
メタバースの種類 | 最低購入価格 | 日本円換算(※3) |
The Sandbox(サンドボックス) | 1.69ETH(※1) | 約38.3万円 |
Otherside(アザーサイド) | 2.19ETH(※1) | 約49.7万円 |
Voxels(ボクセルズ) | 0.349ETH(※1) | 約7.9万円 |
NFT Worlds(エヌエフティ ワールド) | 1.369ETH(※1) | 約31万円 |
Everdome(エバードーム) | 0.034ETH(※1) | 約0.7万円 |
Decentraland(ディセントラランド) | 1.94ETH(※1) | 約44万円 |
Somnium Space(ソムニウムスペース) | 1.49ETH※1) | 約33.8万円 |
My neighbor alice(マイネイバーアリス) | 325ALICE(※2) | 約12.3万円 |
※1:人気マーケットプレイス『OpenSea』で2022年7月30日に確認したデータです。
※2:My neighbor alice公式マーケットプレイスで確認したデータです。
※3:1ETH(イーサリアム)=227,000円、1ALICE(アリス)=380円で計算。
1番高いのがOtherside(アザーサイド)で、約50万円でした。
他のメタバースの土地も、ほとんどが数十万円はかかります。
一方で、Voxels(ボクセルズ)とEverdome(エバードーム)は、数万円以下で買えます。
メタバースの土地を買う簡単な方法
メタバースの土地の価格を紹介したところで、土地の買い方もお伝えします。
メタバースの土地を買う簡単な方法は、以下の2つです。
- 『Coincheck NFT』で購入する
- 『OpenSea』などの海外マーケットプレイスで購入する
『Coincheck NFT』で買う方法が、最も簡単です。
『Coincheck NFT』は有名な仮想通貨取引所『コインチェック』が運営しています。
初めてでも簡単に土地を買えるマーケットプレイスで、『コインチェック』の口座を持っている方が利用できます。
口座を持っていない方は、口座開設しておくと、メタバースの土地を欲しい時に買えます。
以下の記事で、『Coincheck NFT』の使い方を画像付きで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
>>メタバースの土地を購入する方法・買い方を解説【価格も紹介】[初心者向け]
メタバースの土地を買うと何ができるか詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
メタバースの土地を安く買う方法
ここまで読んで、「メタバースの土地って高い……」と感じた方もいると思います。
ただし、上記で紹介しているのは、マーケットプレイスで購入する場合の価格です。
「ランドセール」は土地を安く買えるチャンス
メタバースの土地をより安い金額で買う方法もあります。
それが、「ランドセール」を狙うことです。
- ランドセールでは、メタバースの運営会社から直接土地を購入できます。
- マーケットプレイスの価格より、安く買える可能性が高いです。
すでに土地が流通しているメタバースでも、すべての土地が売られているわけではなく、まだ売りに出されていない土地もあります。
そうした土地が売りに出されるタイミングで、企業から「ランドセール」の発表があります。
- 例えば、メタバース内の土地が10,000区画ある場合に、企業は10,000区画を一度に販売せず、数回に分けて販売します。
- そのため、メタバース内にはまだ売られていない土地があり、それらは今後のどこかのタイミングで売りに出されます。
また、今後は新たなメタバースがどんどん登場してきますが、それらの土地もまずは「ランドセール」で販売されます。
メタバースの土地を安く買いたい人は、「ランドセール」を狙うのがおすすめです。
ただし「ランドセール」は、発表から販売開始までの時間が短かったり、あらかじめメタバース内で使用する通貨を用意しておく必要があったりします。
ランドセールの事例紹介
ランドセールの事例も紹介します。
土地の最低購入価格が10万円以上する『My neighbor alice(マイネイバーアリス)』の場合、2022年8月1日から2回目のランドセールが開催されました。
[参考]My Neighbor Alice : Land Sale Announcement
- ランドセールはオークション形式ですが、数万円で土地が入手できるかもしれない貴重なチャンスです。
- 加えて、オークションに参加すると、無料で土地が手に入る可能性もあります。
『My neighbor alice(マイネイバーアリス)』の土地に興味がある方は、以下の記事で土地の特徴を解説しているので、ぜひご覧ください。
>>My Neighbor Alice(マイネイバーアリス)の土地の買い方を解説
ランドセールに参加するために必要なもの
メタバースのランドセールに参加するためには、以下のものが必要です。
- 土地を購入するための仮想通貨
- 仮想通貨ウォレット
土地を買いたいメタバースのアカウントが必要な場合もあります。
①土地を購入するための仮想通貨
まずは、土地を購入するための仮想通貨がいります。
メタバースごとに必要な仮想通貨は違うのでご注意ください。
例えば、『My neighbor alice(マイネイバーアリス)』の場合、
- メタバース内で使用される仮想通貨「ALICE」
- 土地を買うための手数料として必要な仮想通貨「BNB」
といった感じです。
The Sandboxだと仮想通貨「SAND」、Decentralandだと仮想通貨「MANA」が必要です。
- メタバースによって使っているネットワークが異なるので、手数料として必要な仮想通貨も変わってきます。
- イーサリアムチェーンならイーサリアム、ポリゴンチェーンならマティック、バイナンススマートチェーンならバイナンスコインが必要です。
仮想通貨を購入するためには、仮想通貨取引所の口座が必要です。
手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
②仮想通貨ウォレット
仮想通貨ウォレットも必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
基本的には『メタマスク』という仮想通貨ウォレットがあれば大丈夫です。
以下の記事でメタマスクのインストール方法を解説しています。
>>【初心者向け】メタマスクの始め方・入金方法を徹底解説!【画像つき】
※バイナンススマートチェンやポリゴンチェーンを使う場合は、ネットワークの追加も必要になります。
↓こちらの記事にある「マーケットプレイスで購入」のところで、バイナンススマートチェーンの追加方法を記載しています。
>>My Neighbor Alice(マイネイバーアリス)の土地の買い方を解説
↓こちらの記事にある「ステーキング手順」のところで、ポリゴンチェーンの追加方法を記載しています。
また、ソラナチェーンを利用しているメタバースの場合は、『メタマスク』ではなく『ファントムウォレット』が必要です。
『ファントムウォレット』のインストール方法は、以下の記事を参考にしてください。
>>【ソラナ対応】ファントムウォレット(Phantom Wallet)の始め方を解説
ランドセールで土地を購入する流れ
ランドセールで土地を購入する流れも簡単に紹介します。
- 仮想通貨取引所の口座を開設
- 土地購入に必要な仮想通貨を購入
- 仮想通貨ウォレットを作成
- 仮想通貨ウォレットに仮想通貨を送金
- ランドセールに参加
ランドセールの告知はTwitterやDiscordなどで実施されるので、気になるメタバースはチェックしておきましょう。
まとめ:メタバースの土地を買う際は相場を意識しよう
この記事では以下の内容をお伝えしました。
- メタバースの土地の平均購入価格
- メタバースの土地が高値で売却された事例
- メタバースの土地の最低購入価格
- メタバースの土地を買う簡単な方法
- メタバースの土地を安く買う方法
メタバースの土地を買うことで不動産投資のように稼げるのは魅力的ですが、メタバースの土地購入はあくまで投資です。
過去の取引事例を確認して相場を掴みつつ、割高な価格で買ってしまわないように注意しましょう。
メタバースの土地を購入するためには、イーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)が必要になります。
『コインチェック』や『ビットフライヤー』で口座開設して、あらかじめ仮想通貨(暗号資産)を購入しておきましょう。
手数料をおさえてイーサリアムを購入できる『ビットフライヤー』がおすすめです。
メタバース投資には、土地購入以外にも仮想通貨やNFTアイテムの購入などがあります。
仮想通貨への投資は少額から始められるので、土地を買うより気軽に挑戦できます。
メタバース投資の種類について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
また、メタバースで実際に遊んでみるのもおすすめです。
メタバースではアバター作りを楽しむこともできます。
メタバースには稼ぐチャンスがいくつもあるので、メタバースで稼ぎたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。