PancakeSwap(パンケーキスワップ)って何?
特徴やできることを教えてほしいな。
「PancakeSwap(パンケーキスワップ)に興味があるけれど、何ができるのかよく分からない」という方もいると思います。
この記事では、パンケーキスワップを何度も利用している私の経験も踏まえつつ、パンケーキスワップの特徴などを解説していきます。
この記事を読めば、PancakeSwap(パンケーキスワップ)について理解が深まります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を使うために必要な仮想通貨BNBを用意する際は、バイナンス(Binance)を利用しましょう。
バイナンスへの入金は、ビットフライヤーを使って手数料無料で送金する方法がおすすめです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、仮想通貨の分散型取引所(DEX)の1つです。
- 管理者がいない取引所のことで、ブロックチェーン技術を活用して運営されています。
- ビットフライヤーなどの企業が管理している取引所は、中央集権型取引所(CEX)と呼ばれます。
分散型取引所には『UniSwap』や『SushiSwap』など、いろいろな種類があります。
分散型取引所の中でも『PancakeSwap(パンケーキスワップ)』は、独自トークンCAKEの時価総額が100位以内に入っており、人気がある取引所の1つです。
- 『PancakeSwap(パンケーキスワップ)』を使えば、中央集権型取引所で手に入らない仮想通貨を入手できます。
- また、高い利回りで仮想通貨を運用することが可能です。
パンケーキスワップの始め方・やり方を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
>>【2022年9月】PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方・やり方[初心者向け]
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴
PancakeSwap(パンケーキスワップ)には、以下の特徴があります。
①BSC(バイナンススマートチェーン)を利用しており手数料が安い
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、BSC(バイナンススマートチェーン)を利用している分散型取引所です。
BSC(バイナンススマートチェーン)は、世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)独自のブロックチェーンです。
BSC(バイナンススマートチェーン)を利用しているため、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は手数料(ガス代)が安いです。
私が過去に利用した際も、1回あたり数十円程度の手数料しかかかりませんでした。
ブロックチェーンには、他にもイーサリアムチェーンやSolanaチェーン、Polygonチェーンなど様々な種類があります。
イーサリアムチェーンは手数料が高く、数千円かかる場合などもあります。
②AMM形式を採用
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴2つ目は、AMM形式を採用していることです。
AMMとは、Automated Market Makerの略で、日本語では自動マーケットメイカーと呼ばれます。
ユーザーが流動性の提供を行うことで、他のユーザーが仮想通貨(トークン)を取引できる仕組みです。
ビットフライヤーやバイナンス(Binance)などの中央集権型取引所では、仮想通貨の取引時にかかる手数料は企業が受け取ります。
一方で、PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、流動性の提供を行ったユーザーが報酬として手数料を受け取ることができます。
③独自トークンCAKEを発行
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、CAKEという独自トークンを発行しているのも特徴です。
後ほど解説するステーキングやファーミングを行うことで、CAKEをもらうことができます。
仮想通貨CAKEは時価総額ランキングで100位以内に入っており、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の人気が高いことが分かります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でできること
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でできることを紹介します。
順番に説明します。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の基本的な使い方は、スワップ・ステーキング・ファーミングなので、その3つだけでも覚えておくと便利です。
①スワップ
スワップとは、仮想通貨の交換のことです。
上の画像のように、BNB(バイナンスコイン)をCAKEに交換するといった感じで、欲しい仮想通貨を手にいれることができます。
パンケーキスワップの使い方で最も基本的なものになります。
NFTゲームなどを楽しむ際には、中央集権型取引所で手に入らない仮想通貨が必要になることもあります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を使うことで、マイナーな仮想通貨を手にいれることができます。
スワップのやり方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)のスワップ方法【できない時やエラーの対処法】
②ステーキング
ステーキング(シロッププール)は、自分の持っているCAKEを預けて運用できる仕組みです。
CAKEを預け、報酬としてCAKEを受け取ったり、他の仮想通貨をもらったりできます。
上の画像のように、数十%で仮想通貨を運用することができます。
ステーキングの詳しいやり方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)ステーキングのやり方を解説[DeFi]
③ファーミング
ファーミングは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に流動性を提供して報酬としてCAKEをもらえる仕組みです。
ファーミング(流動性の提供)は、2種類の通貨をペアにしておこないます。
預ける通貨のペアによって、年利は異なりますが、数十%のものもあり、高い利回りで仮想通貨を運用できます。
インパーマネントロスなどのリスクがあるので、ステーブルコインが含まれたペアを選ぶなど、リスク管理が必要です。
ファーミングの詳しいやり方やリスクについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのやり方を解説
④宝くじ
PancakeSwap(パンケーキスワップ)には、宝くじという機能もあります。
宝くじの流れは以下のとおりです。
- 宝くじ券を買う(1枚あたり5ドル相当のCAKEで購入)
- 抽選結果を待つ(抽選は1日に2回実施)
- 賞金を受け取る
宝くじの賞金で100万円以上もらえる可能性もあるので、興味がある方は挑戦してみてください。
⑤NFTの取引
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、NFTの取引も可能です。
NFT市場は成長しているので、興味がある方はPancakeSwap(パンケーキスワップ)のNFTマーケットプレイスを利用してみてください。
いろいろなNFTがあるので、見ているだけでも楽しいです。
⑥IFO(イニシャルファームオファリング)
IFO(イニシャルファームオファリング)という機能もあります。
新しい仮想通貨(トークン)の取引が開始する際に、先行して購入できる仕組みです。
IFOで取引所の上場前に仮想通貨を入手できれば、上場後に大きく値上がりした際に、たくさん利益を得られます。
興味がある方は、挑戦してみてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するために必要なもの
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するためには、以下の2つが必要です。
①BNB(バイナンスコイン)
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するために必要な仮想通貨が「BNB(バイナンスコイン)」です。
「BNB(バイナンスコイン)」は、手数料の支払いなどに必要です。
まだ持っていない方は、『バイナンス(Binance)』で購入できます。
BNB(バイナンスコイン)の買い方
BNB(バイナンスコイン)の買い方は以下のとおりです。
- 『ビットフライヤー』からバイナンスに仮想通貨を送金
- バイナンスでBNBを購入
ビットフライヤーで仮想通貨を購入してバイナンスに送る詳しいやり方は、以下の記事で解説しています。
以下の記事でBNB(バイナンスコイン)の買い方を詳しく解説しているので、参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)での草コインの買い方を解説
②仮想通貨ウォレット
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際には、仮想通貨ウォレットも必要です。
仮想通貨ウォレットは仮想通貨を入れておく財布のことで、おすすめは『メタマスク(MetaMask)』です。
メタマスクは利用者数も多く、人気のある仮想通貨ウォレットです。
メタマスクのインストール方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【初心者向け】メタマスクの始め方・入金方法を徹底解説!【画像つき】
メタマスクをインストールできたら、以下の2つを行いましょう。
- メタマスクにバイナンススマートチェーンを追加
- メタマスクにBNBを送金
詳しいやり方は、以下の記事を参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)での草コインの買い方を解説
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際には、メタマスクの接続が必要です。
接続は簡単にできますが、うまくできない場合は、以下の記事を参考にしてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の魅力
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の魅力は次の5つです。
①手数料(ガス代)が安い
魅力の1つが手数料(ガス代)の安さです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、スワップ・ステーキング・ファーミングなどをする際に手数料が必要です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、1回あたりの手数料が数十円程度です。
イーサリアムチェーンに比べるとかなり安いので、何度も利用する人はコストを減らすことができます。
②取引にかかるスピードが速い
取引にかかるスピードも速いです。
スピードが遅いとうまく取引できなかったのかと不安になりますが、すぐに取引が完了するので安心です。
また、NFTゲームで遊びたい時、NFTゲームをすぐにスタートすることも可能です。
③サイトが見やすく使いやすい
サイトが見やすく使いやすいのも魅力の1つです。
DeFiに挑戦する際にサイトが分かりにくいと辛いですが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は初心者でも分かりやすいです。
まずはPancakeSwap(パンケーキスワップ)でスワップ・ステーキング・ファーミングに挑戦して経験を積み、他の分散型取引所を使ってみるのがおすすめです。
④日本語にも対応している
日本語にも対応しているため、非常に便利です。
※公式サイトの右上にある地球のマークをクリックして言語を変更できます。
日本語以外にも様々な言語に対応しており、世界中で使われていることが分かります。
⑤高い利回りで仮想通貨を運用できる
ステーキングやファーミングを利用して高い利回りで仮想通貨を運用できるのも魅力的です。
年利数十パーセントなどの高利回りなので、うまく活用すれば資産を増やすスピードが加速します。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスク
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は利用者数が多い人気の分散型取引所(DEX)ですが、リスクもあります。
利用する際は、リスクを踏まえて少額で始めるなどのリスクコントロールを行いましょう。
①人気がなくなる
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は人気のある取引所ですが、今後も人気が続くかは不明です。
BSC(バイナンススマートチェーン)の人気がなくなったり、他の分散型取引所の登場などによって、人気がなくなるリスクがあります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の人気がなくなると、CAKEトークンの価値が下がります。
ファーミングやステーキングで儲かると思ったけど、全然儲からないという可能性もあるので、注意が必要です。
②ハッキング
パンケーキスワップなどのDeFiサービスには、ハッキングリスクもあります。
過去には「DNSハイジャック」の被害もありました。
偽サイトに飛ばし、仮想通貨ウォレットの秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを入力させて、通貨を盗む手法です。
パンケーキスワップなどの大きな取引所は対策もしっかりされていますが、ハッキングにあう可能性はゼロではありません。
仮想通貨ウォレットの秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズは人に教えたり、サイトに入力するものではありません。
大事に保管しておきましょう。
まとめ:パンケーキスワップでDeFiを始めてみよう
この記事では、以下の内容をお伝えしました。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、DeFiに初めて挑戦するという方でも使いやすい分散型取引所です。
まだ使ったことがないという方は、まずはスワップ・ステーキング・ファーミングに挑戦してみてください。
リスクを踏まえつつ少額から始めることで、理解も深まります。
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。