PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングに挑戦したい!
ファーミングのやり方や利回り教えてほしいな。
「PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングに挑戦したいけど、うまくできるか不安」という方もいると思います。
画像を使いながら、PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのやり方を詳しく解説します。
この記事を読めば、PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングが簡単にできるようになります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の利用に必要な仮想通貨BNBを用意する際は、バイナンス(Binance)を利用しましょう。
バイナンスへの入金は、ビットフライヤーを使って手数料無料で送金する方法がおすすめです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方・やり方を以下の記事にまとめています。
ファーミング以外に挑戦したい方は、以下の記事をご覧ください。
>>【2022年9月】PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方・やり方[初心者向け]
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングの特徴
2つの仮想通貨を預け、報酬として「CAKE」を獲得できるのが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングです。
ファーミングで通貨ペアを預けることは、流動性の提供とも呼ばれます。
パンケーキスワップなどの分散型取引所(DEX)では、ユーザーが仮想通貨を交換できるように、通貨をペアで預ける人が必要です。
通貨をペアで預ける(流動性を提供する)人にもメリットが必要なので、報酬として仮想通貨「CAKE」がもらえるという仕組みになっています。
仮想通貨を長期保有(ガチホ)するのも戦略の1つですが、ステーキングやファーミングを活用して仮想通貨を増やすというのも選択肢の1つです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ステーキングに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのやり方
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングの手順は、以下の4ステップです。
初めてでも分かりやすいように、画像を使いながら説明していきます。
手順①:預ける通貨ペアを決める
まずは預ける通貨ペアを決めるため、どんな通貨ペアを預けられるか確認しましょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)にアクセスし、「獲得」→「ファーム」の順番にクリックします。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングの画面が表示されるので、ここでどんな通貨ペアを預けられるか確認できます。
どの通貨ペアを選べばいいか悩む場合は、「流動性」の順に並び替えるのがおすすめです。
流動性が高い通貨ペアから選ぶことで、いざという時に引き出せなくなるリスクを抑えることができます。
流動性の順に並び替えることで、預け入れが多い人気の通貨ペアが一目で分かります。
まずは上位の通貨ペアから少額でファーミングに挑戦してみましょう。
この記事では一番上にある「BUSD-BNB」の通貨ペアを選んで解説します。
手順②:通貨ペアを準備する
通貨ペアを選べたら、次は準備していきます。
ファーミングでは、2種類の仮想通貨を1:1の割合で預けます。
「BUSD-BNB」を50ドル分ファーミングする場合、25ドル分のBUSDと25ドル分のBNBを用意します。
パンケーキスワップを利用するのに必要なBNBがあれば、BUSDはスワップで簡単に入手できます。
「PancakeSwap(パンケーキスワップ)のスワップ方法を詳しく知りたい」という方は、以下の記事をご覧ください。
「そもそもBNB(バイナンスコイン)を持っていない」という方は、以下の記事内でBNBの買い方を解説しているので、参考にしてください。
>>【簡単】PancakeSwap(パンケーキスワップ)での草コインの買い方を解説
「パンケーキスワップとメタマスクの接続がうまくできない」という場合は、以下の記事で対処法を紹介しています。
スワップしたのにBUSDがメタマスクに反映されないという場合は、トークンを追加できていないのが原因です。
CoinMarketCapにアクセスして、キツネのマークからトークン追加を行いましょう。
手順③:流動性を提供してLPトークンを取得する
2種類の通貨を準備できたら、流動性の提供とLPトークンの取得へ進みます。
LPトークンは、「Liquidity Provider Token」の略です。
簡単にいうと、流動性提供(ファーミング)していることを証明するトークンです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングから通貨ペアを選びましょう。
通貨ペアを選んだら「BUSD-BNB LPを取得」をクリックします。
流動性を追加する画面に移動するので、「流動性の追加」を選びます。
流動性を提供する通貨(ここではBNB)の数量を入力しましょう。
※もう片方の通貨(ここではBUSD)の枚数は自動で入力されます。
供給の前にBUSDを有効にする必要があるので、「BUSDを有効にする」をクリックします。
メタマスクが開いてアクセス権限を与えるかの確認があるので、確認を押して先に進みます。
内容に問題がなければ、「供給」をクリックします。
確認画面が表示されたら、「サプライの確定」をクリックしてください。
メタマスクの手数料が表示されるので、「確認」をクリックしましょう。
無事に完了すれば、以下の画像のように「取引を送信しました」と表示されます。
流動性の提供ができたか不安な方は、「トレード」→「流動性」から確認できます。
自分が提供した「BUSD-BNB」が反映されていれば大丈夫です。
これで流動性の提供まで完了しました。
手順④:LPトークンをステーキングする
報酬をもらうためには、LPトークンのステーキングが必要です。
ファーミングの画面で右側の矢印をクリックしたあと、「有効にする」をクリックします。
メタマスクの画面が表示されるので、「確認」をクリックしてください。
LPトークンをステーキングできるようになったら「LPをステーキング」をクリックしましょう。
LPトークンをステーキングしたい量を入力します。
「最大」を選んで「確定」をクリックしましょう。
メタマスクの確認画面が表示されたら「確認」をクリックしてください。
LPトークンのステーキングが完了すると、下の画像のようになります。
ここからCAKEの収穫や、LPトークンの追加・解除ができます。
ファームのリストで「ステーキングのみ」にチェックを入れると、自分がファーミングしている通貨ペアを確認できます。
CAKEを収穫する際などに使うと便利です。
これでPancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングができました!
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングの利回り
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングの利回りも紹介します。
※2022年9月確認時点の情報です。
通貨ペア | 年率 |
BUSD-BNB | 12.6% |
CAKE-BNB | 22.95% |
USDT-BUSD | 3.25% |
USDT-BNB | 12.35% |
USDC-BUSD | 2.05% |
USDC-USDT | 2.42% |
流動性が高く人気がある通貨ペアのうち、BNBやCAKEが含まれているものは10%と高い利回りです。
一方で、ステーブルコインのペアは安定していますが、利回りは低いです。
初心者向きではないですが、もっと利回りが高いペアもあります。
通貨ペア | 年率 |
WOM-BUSD | 310.36% |
TRIVIA-BNB | 101.64% |
利回りが高いということは、それだけリスクもあるということですが、興味がある方は少額で始めてみるのも選択肢の1つです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのリスク
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのリスクもお伝えします。
順番に紹介していきます。
①インパーマネントロス
ファーミングの代表的なリスクが、インパーマネントロス(変動損失)です。
インパーマネントロス(変動損失)は、プール内の通貨価格の変動によって発生する損失のことです。
単純に仮想通貨をホールド(保有)していた場合に比べ、ファーミングしたことでリターンが小さくなる現象を指します。
ファーミングしている通貨ペアの片方が価格変動することにより、以下のようにリターンが減少します。
1.25倍の価格変動 | ホールドと比べて0.6%の損失 |
1.5倍の価格変動 | ホールドと比べて2.0%の損失 |
1.75倍の価格変動 | ホールドと比べて3.8%の損失 |
2倍の価格変動 | ホールドと比べて5.7%の損失 |
3倍の価格変動 | ホールドと比べて13.4%の損失 |
4倍の価格変動 | ホールドと比べて20.0%の損失 |
5倍の価格変動 | ホールドと比べて25.5%の損失 |
通貨の価格が上がった場合も下がった場合も、インパーマネントロスは発生します。
「BUSD-BNB」を例にすると、「BUSD」の値段は変わっていないのに「BNB」の価格が3倍になると、ホールドしていた場合に比べて13.4%の損失が発生するということです。
通貨ペアの両方の価格が安定しているステーブルコイン同士のペアは、インパーマネントロスが発生しにくいので、リスクを減らせます。
②利回り変動
ファーミングには、利回りが変動するリスクもあります。
上の画像でいうと「BUSD-BNB」の利回りは12.6%ですが、あくまでその時の利回りです。
利回りは時間が経つごとに変化しています。
「10%以上の利回りで運用しているから、1年後には10%以上増えている」と考えていたら、利回りが下がっていたという可能性もあります。
また、通貨自体の価格も変動するので、その点も考慮が必要です。
③ハッキング
パンケーキスワップなどのDeFiサービスには、ハッキングリスクもあります。
過去には「DNSハイジャック」の被害もありました。
偽サイトに飛ばし、仮想通貨ウォレットの秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを入力させて、通貨を盗む手法です。
パンケーキスワップなどの大きな取引所は対策もしっかりされていますが、ハッキングにあう可能性はゼロではありません。
仮想通貨ウォレットの秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズは人に教えたり、サイトに入力するものではありません。
大事に保管しておきましょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのおすすめペア
ファーミングでのおすすめ通貨ペアも紹介しておきます。
おすすめは、流動性の高い通貨ペアです。
流動性順で並べた時の上位3位の中から、まずは選んでみるといいと思います。
3種類の通貨ペアのリスク・リターンをざっくり区別すると以下のようなイメージです。
- BUSD-BNB:ミドルリスク・ミドルリターン
- CAKE-BNB:ハイリスク・ハイリターン
- USDT-BUSD:ローリスク・ローリターン
ここでお伝えしている「おすすめ」は投資助言ではありません。
リスクを考慮しつつ、自己の責任で投資するようにしてください。
この記事では、「BUSD-BNB」ファーミングに挑戦しました。
ちなみに、USDT-BUSDファーミングでリスクを抑えようと考えている方は、海外取引所のステーキングも検討してみてください。
『Bybitステーキング』の利回りを見ると、PancakeSwap(パンケーキスワップ)でステーブルコイン同士をファーミングするより、USDTやUSDCの利回りが高いです。
うまく口座開設できるか不安な方は、以下の記事をご覧ください。
>>【簡単3ステップ】海外取引所Bybit(バイビット)の口座開設手順を解説
バイビットへの入金は、『ビットフライヤー』を使って手数料無料で仮想通貨を送金する方法がおすすめです。
まとめ:PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングに挑戦してみよう
この記事では、以下の内容をお伝えしました。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングをうまく活用すれば、資産を増やすことも可能です。
また、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方に慣れておくと、NFTゲームを始める際にも役立ちます。
「挑戦してみたい」という方は、少額からスタートできるので試してみてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の利用に必要な仮想通貨BNBを用意する際は、バイナンス(Binance)を利用しましょう。
バイナンスへの入金は、ビットフライヤーを使って手数料無料で送金する方法がおすすめです。