コインチェックからバイナンスへ仮想通貨を送りたい……
やり方や手数料を詳しく教えてほしい……
「コインチェックからバイナンスに仮想通貨を送ってみたいけど、うまくできるかな」と不安を感じている方もいると思います。
今回は、このようなお悩みにお答えしておきます。
この記事では、コインチェックからバイナンスに仮想通貨を送金する方法に加え、注意点や手数料も解説します。
私自身は、国内取引所からバイナンスやバイビットなどの海外取引所に何度も仮想通貨を送ったことがあります。
経験をもとに、送金時の注意点やバイナンスに送金する際のおすすめの国内取引所をお伝えしています。
バイナンスへ仮想通貨を送金する際は、送金手数料を無料にできる『ビットフライヤー』を利用するのがおすすめです。
口座開設は無料で簡単にできます。
コインチェックよりも手数料を抑えてイーサリアムを買えるというメリットもあります。
それでは、順番に解説していきます。
コインチェック(Coincheck)からバイナンス(Binance)に仮想通貨を送金する方法
コインチェックからバイナンスに仮想通貨を送金する流れは、以下の5ステップです。
コインチェックとバイナンス(Binance)の口座をすでにお持ちのかたは、「コインチェックで送金したい通貨を購入する」からご覧ください。
それでは、各ステップを詳しく説明します。
手順①:コインチェックとバイナンスの口座を開設する
まずは、国内取引所 『コインチェック』と海外取引所『バイナンス(Binance)』で口座をつくりましょう。
どちらも以下のリンクから無料で簡単に口座開設できます。
※上記リンクからバイナンスに登録いただくと、取引手数料が永久10%OFFの特典があります。
コインチェックの口座開設がうまくできるか不安なかたは、以下の記事をご覧ください。
手順②:コインチェックで送金したい通貨を購入する
口座開設が完了したら、『コインチェック』で送金したい仮想通貨を購入しましょう。
「販売所」ではなく「取引所」で仮想通貨を買ったほうが、手数料を抑えられます。
「販売所」と「取引所」の違いを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>「販売所」と「取引所」の違い【暗号資産(仮想通貨)を買う前に知っておくべき】
コインチェックの「取引所」で購入する方法を知りたい方に向け、以下の記事で解説しています。
取引所で購入できる仮想通貨「モナコイン(MONA)」「パレットトークン(PLT)」は、バイナンスで取り扱っていないので送金できません。
「ビットコイン(BTC)」「イーサリアムクラシック(ETC)」はバイナンスに送金できます。
「ビットコイン」は送金手数料が1,000円以上とられてしまうので、「イーサリアムクラシック」のほうが送金手数料を抑えられます。
手順③:バイナンスの入金アドレスを取得する
さて、購入ができたら送金の準備をしていきましょう。
バイナンスにログインして、「入金アドレス」と「メモ」を取得します。
バイナンスの画面右上にある「ウォレット」をクリックし、「フィアットと現物」を選びます。
表示された画面で「仮想通貨の入金」→「今すぐ入金」を選びます。
仮想通貨入金の画面になるので、「仮想通貨を選択」の欄から通貨を選びましょう。
下の画像では「ステラルーメン(XLM)」を選んでいます。
※「イーサリアムクラシック(ETC)を選ぶ場合は「ETC」を選ぶなど、送りたい通貨を選びましょう。
次は、「ネットワークの選択」に進みます。
「ステラルーメン(XLM)」の場合は、「XLM」のネットワークを選択します。
※「イーサリアムクラシック(ETC)」の場合は、「ETC」のネットワークを選びましょう。
ネットワークの選択もできたら、「アドレス取得」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「アドレス」と「メモ」が表示されます。
「アドレス」と「メモ」はコインチェックの宛先登録で必要です。
メモをとっておくか、後ですぐ表示できるよう画面を開いたままにしておきましょう。
手順④:コインチェックにアドレスとメモを登録する
「アドレス」と「メモ」を取得できたら、コインチェックに登録します。
まずは『コインチェック』にログインし、「暗号資産の送金」を押したあと、「送金する通貨」を選択し、「宛先を追加/編集」をクリックします。
※下の画像では「ビットコイン」を選んでいますが、「イーサリアムクラシック」を送金する場合は、「イーサリアムクラシック」を選んでください。
「新規追加」から『バイナンス』の「アドレス」を追加していきます。
送付したい通貨を選んだら、「ラベル」と「宛先」を入力してSMS認証を行うと追加できます。
- ラベル:任意の名前を入力(『バイナンス』など)
- 宛先:『バイナンス』の「アドレス」をコピー&ペースト
なお、アドレスが間違っていると送金できないので注意しましょう。
手順⑤:コインチェックからバイナンスへ送金する
バイナンスのアドレスを登録できたら、「暗号資産の送金」の画面から、送金を進めます。
- 送金する通貨:送金したい通貨を選びます
- 宛先:先ほど登録した宛先を選びます
- 送金先サービス名:「その他」を選び、「Binance」と入力します
- 受取人種別:「本人への送金」を選びます
- 送金額:送金したい額を入力します
全て選択・入力ができたら、「次へ」を押して送金していきましょう。
コインチェック(Coincheck)からバイナンス(Binance)に送金する際の注意点
バイナンスに送金する際の注意点を紹介しておきます。
- 「アドレス」と「メモ」は必ずコピー&ペーストする
- 送金がうまくいくか少額で試してみる
「アドレス」と「メモ」は手打ちすると間違えてしまう可能性があります。コピー&ペーストしたほうが安全です。
また、コインチェックからバイナンスへの送金が初めての方は、少額で試してみるのがおすすめです。
例えば、5万円分の仮想通貨を送りたいなら、
- まずは数千円分だけ送ってみる
- 問題なくバイナンス(Binance)に入金できたか確認
- 残りの仮想通貨を全部送る
上記のようなイメージです。
手間はかかりますが、送金ミスをして全額失ってしまうよりはいいですよね。
仮想通貨を少額で試してみる方法は、送金手数料が2回かかります。
「送金手数料を無駄に払いたくない」という方は、一度にまとめて送るのも選択肢の1つです。
コインチェック(Coincheck)からバイナンス(Binance)への送金手数料
コインチェックからバイナンスに送金する際は、送金手数料がかかります。
送金手数料は、送金する仮想通貨によって異なります。
送金手数料が安い通貨を選ぶのがポイントだね
また、手数料を無駄に払いたくない方は、仮想通貨を購入する際の手数料も意識しておきましょう。
「販売所」ではなく「取引所」を利用した方が、購入時の手数料を抑えらます。
「販売所」と「取引所」の違いを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>「販売所」と「取引所」の違い【暗号資産(仮想通貨)を買う前に知っておくべき】
コインチェックの「取引所」で購入する方法を知りたい方に向け、以下の記事で解説しています。
『コインチェック』の送金手数料
『コインチェック』の送金手数料は、次のとおりです。※2022年10月時点
仮想通貨の種類 | 送金手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005 ETH |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01 ETC |
リスク(LSK) | 0.1 LSK |
リップル(XRP) | 0.15 XRP |
ネム(XEM) | 0.5 XEM |
ライトコイン(LTC) | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001 BCH |
モナコイン(MONA) | 0.001 MONA |
ステラルーメン(XLM) | 0.01 XLM |
クアンタム(QTUM) | 0.01 QTUM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 63.0 BAT |
アイオーエスティー(IOST) | 1.0 IOST |
エンジンコイン(ENJ) | 30.0 ENJ |
オーエムジー(OMG) | 11.0 OMG |
パレットトークン(PLT) | 139.0 PLT |
サンド(SAND) | 21.0 SAND |
シンボル(XYM) | 1.0 XYM |
ポルカドット(DOT) | 0.1DOT |
手数料を抑えたいなら「イーサリアムクラシック(ETC)」
コインチェックからバイナンスに送金する際、「ビットコイン」や「イーサリアム」は送金手数料が高いので要注意です。
「取引所」で購入でき、バイナンスへの送金手数料が比較的安いのは「イーサリアムクラシック(ETC)」です。
送金手数料が安いリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、アイオーエスティー(IOST)は、「販売所」でしか買えないため購入時の手数料が高いです。
「販売所」の場合、見えない手数料と呼ばれるスプレッドがかかっているので注意してください。
スプレッドについては以下の記事で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
バイナンスへの入金手数料は無料
バイナンスへの入金手数料はかかるの?
「コインチェックの送金手数料以外にバイナンスへの入金手数料がかかるの」と心配な方もいると思います。
バイナンスでは、入金手数料がかからないので、安心してください。
コインチェック(Coincheck)からバイナンス(Binance)への送金をおすすめしない理由
コインチェックからバイナンスへの送金をおすすめしない理由も紹介します。
- 送金時間の短いリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)などの仮想通貨を買う際の手数料が高いため。
バイナンスに仮想通貨を送金する目的の1つが「国内取引所で買えない仮想通貨を買いたいから」だと思います。
バイナンスですぐに取引を開始するには、リップルやステラルーメンなど送金時間が短い仮想通貨を送金する必要があります。
しかし、送金時間の短いリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)をコインチェックで買うためには、多額の手数料を支払う必要があります。
バイナンスへ仮想通貨を送金する際は、『ビットフライヤー』を使うのがおすすめです。
手数料の安い「取引所」でリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)を買え、手数料無料で送金もできます。
口座をまだ持っていないという方は、口座開設しておくと便利です。
口座開設は無料で簡単にできますが、うまくできるか不安な方は以下の記事をご覧ください。
コインチェックから海外取引所に送金すると損する理由を詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
>>コインチェックからバイビット(Bybit)に送金すると損する理由[手数料に注意]
コインチェック(Coincheck)からバイナンス(Binance)への送金に関するよくある質問
コインチェックからバイナンスへの送金に関するよくある質問にもお答えします。
順番に解説します。
①スマホからでも送金できる?
はい、できます。
送金する流れも、パソコンと同じで以下の流れです。
- バイナンスのアドレスとメモを取得する
- コインチェックの送付先にバイナンスを通貨
- コインチェックからバイナンスに仮想通貨を送金する
②安く送金できる仮想通貨は何?
安く送金できる仮想通貨は、イーサリアムクラシック(ETC)」です。
送金手数料が安いリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、アイオーエスティー(IOST)など、「販売所」でしか買えないため購入時の手数料が高いです。
安く送金したいという場合は、送金手数料だけでなく購入時の手数料にも注意が必要です。
まとめ:コインチェックからバイナンスへの送金は簡単
この記事では、以下の内容をお伝えしました。
バイナンスへの送金が初めての方にとっては、手間がかかるかもしれませんが、慣れると簡単です。
なお、手数料を抑えてバイナンスに送金したい方は、『ビットフライヤー』を使うのがおすすめです。
『ビットフライヤー』なら、手数料の安い「取引所」でリップル(XRP)とステラルーメン(XLM)を買え、手数料無料で送金もできます。
口座をまだ持っていないという方は、口座開設しておくと便利です。
口座開設は無料で簡単にできますが、うまくできるか不安な方は以下の記事をご覧ください。
「ビットフライヤーからバイナンスに送金する方法を知りたい」という方は、以下の記事をご覧ください。
>>【手数料無料】ビットフライヤーからバイナンスへ送金する方法[画像つき]
ビットフライヤーの取引所でイーサリアムを買う方法を解説した記事もあります。