ステーブルコインのステーキングについて知りたいな……
具体的なやり方やメリット・デメリットを知りたい!
仮想通貨に興味がある方の中には「投資初心者でもリスクを抑えて稼げる方法ってないの?」と疑問をお持ちの方もいると思います。
ステーブルコインのステーキングは、リスクを抑えつつ高い利回りで仮想通貨を運用できる初心者におすすめの方法です。
- ステーブルコインのステーキングをおすすめする理由
- Bybit(バイビット)でステーブルコインをステーキングする方法
- ステーブルコインのステーキングの利回りの高さ
ステーブルコインのステーキングにこれから挑戦する方は、海外の取引所Bybit(バイビット)を利用するのがおすすめです。
なぜなら人気のあるステーブルコインUSDT(テザー)を年間利回り12%で運用できるからです。
バイビット(Bybit)に入金する際は、クレジットカード入金やコインチェックからの送金ではなくビットフライヤーから送金したほうがお得です。
ビットフライヤーは、リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)を手数料の安い取引所で購入でき、送金にかかる手数料は無料です。
ステーブルコインのステーキングをおすすめする理由
仮想通貨投資の初心者にステーブルコインのステーキングをおすすめする理由は大きく2つあります。
- 価格が下落するリスクが小さい
- 高い利回りで運用できる
おすすめ理由①:価格が下落するリスクが小さい
1つ目の理由は、価格が下落するリスクが小さいからです。
ステーブルコインはビットコインやイーサリアムと違って価格が安定しています。
ステーブルコインは仮想通貨(暗号資産)の1種です。
ステーブル(安定した)コインという名前のとおり、価格があまり変動しません。
代表的なステーブルコインのUSDT(テザー)やUSDC(USDコイン)は、米ドルと価値が連動するように設計されています。
仮想通貨の時価総額ランキングを見ると、テザーとUSDコインが上位にいて人気があることが分かります。
実際にステーブルコインの価格推移を見てみましょう。
2015年3月ごろから7年以上の間、1USDT≒1ドルの価格で安定しています。
2017年に少し下がった時期もありますが、1USDT=0.9213ドルになったあとすぐに価格を戻しています。
下はビットコイン(BTC)の価格推移ですが、比較するとUSDTが安定していることが分かりますね。
見ていただいたようにステーブルコインは価格の下落リスクが小さく、投資初心者が安心して保有しておける仮想通貨です。
USDT(テザー)やUSDC(USDコイン)はドルの価格に連動しているため、円安対策にもなります。
1USDTと円の価格推移を見ると、ドル対USDTの価格推移とは違い、円安などの影響で価格が上下しています。
2022年に入ってからはグラフが右肩あがりになっているのが分かります。
円安対策として、ステーブルコインのステーキングを始めるのも選択肢の1つです。
おすすめ理由②:高い利回りで運用できる
おすすめする理由の2つ目は、高い利回りで運用できるからです。
ステーブルコインは価格が安定しているので持っているだけでは稼げません。
ただし、ステーキングをすれば高い利回りで運用できます。
ステーキングは仮想通貨を保有してブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬がもらえる仕組みです。
ステーキングを使えば、仮想通貨を持っているだけで稼げます。
銀行にお金を預けて利息を受け取るようなイメージです。
ステーキングの利回りがどれくらいかというと、高いもので年利10%です。
※ステーキングの利回りはタイミングによって変化します。下の画像では12%ですが2022年11月では年利(APY)10%になっています。
普通預金の金利がメガバンクなどで0.001%しかないことを考えると、はるかに高い利回りで運用できます。
価格が安定している仮想通貨を持っているだけで年利10%なので、株式や債券、不動産と比べても魅力的ですね。
ステーキングの対象通貨や利回りは変更される可能性もあるので、最新の情報は公式ホームページをご覧ください。
ステーブルコインをステーキングする期間に縛りはないの?
これだけ高い利回りだと、ステーキングの期間が決まっているのか気になりますよね。
ステーキングには一定期間やめられないものもありますが、バイビットでは、いつでもUSDTの払戻しができる積立ステーキングの利回りが10%です。
500USDTまではステーキングの利回り10%で、500USDTを超える分は利回りが下がるので注意が必要です。
ただし、初心者がいきなり大金を投資するのはリスクが高いので、500USDT(数万円分)は十分な額だと思います。
ステーブルコインは少額からステーキングできるので、試しやすいです。
バイビットの場合は20USDTから挑戦できるので、約3,000円ほどでスタートできます。
ステーブルコインをステーキングする方法
それではステーブルコインをステーキングする方法を紹介します。
- ステーブルコインを準備する
- ステーブルコインをステーキングする
という2ステップになるので、まずはステーブルコインを用意しましょう。
ステーブルコインの買い方
ステーブルコインのUSDT(テザー)やUSDC(USDコイン)を買う際は、海外の取引所を利用する必要があります。
USDTの利率が10%もあるBybit(バイビット)を利用して購入していきましょう。
世界中で利用されており、取引高も多い人気の取引所です。
ステーキング以外にも様々なサービスがあり、日本語にも対応しているので使いやすいのが特徴です。
ステーブルコインを購入する手順は次の3ステップです。
- バイビットで口座を作る
- バイビットに入金する
- バイビットでステーブルコインを買う
ステップ①:バイビットで口座を作る
バイビットの口座開設は、無料で簡単にできます。
まずは口座を作りましょう。
私の場合は5分とかからずに口座開設が完了しました。
口座開設がうまくできるか不安な方は、以下の記事を参考にしてください。
ステップ②:バイビットに入金する
次は、バイビットに入金しましょう。
主な入金方法は「クレジットカード入金」と「国内取引所からの送金」の2つです。
クレジットカード入金は、手数料が高いですが簡単にできます。
クレジットカード入金の場合、クレジットカードを使ってステーブルコインを買えます。
ステーブルコインを用意できたら、ステーキングのやり方をご覧ください。
バイビットにクレジットカードで入金する方法は別の記事で解説しています。
>>バイビット(Bybit)にクレジットカードで入金する方法
手数料を抑えたい方は、国内取引所から仮想通貨を送金する方法がおすすめです。
国内最大級の取引所であるビットフライヤーを使えば、手数料無料でバイビットに仮想通貨を送金できます。
ビットフライヤーからバイビットに仮想通貨を送金するやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【初心者向け】ビットフライヤーからバイビットへ送金する方法
ステップ③:バイビットでステーブルコインを買う
国内取引所から仮想通貨を送金した方は、バイビットに入金できたらステーブルコインを買いましょう。
ステーキングの利回りが高いUSDT(テザー)を買うのがおすすめです。
『バイビット』にログインしたら、検索欄でバイビットに送金した仮想通貨を探してください。
国内取引所からビットコインを送金した場合はBTCで検索するなど、アルファベットを入力して検索します。
通貨を見つけたら「〇〇/USDT(現物)」を選んでください。
※下の画像ではステラルーメン(XLM)を検索し、選択肢から「XLM/USDT(現物)」を選んでいます。
「XLM/USDT」を選択できていることを確認したら、右側にある「売り」を選びます。
XLM/USDTの取引画面では、以下の2種類ができます。
- XLMを売ってUSDTを入手する
- USDTを使ってXLMを買う
ここではXLMを売ってUSDTを入手したいので「売り」を選びます。
「売り」を選んだら、「指値注文」の場合は「注文価格」と「数量」を入力し、「XLMを売る」を選択します。
取引に慣れていない方でも「成行注文」を使って簡単に取引できます。
「買い」「売り」の下にある「成行注文」を選びましょう。
「成行注文」の場合は、XLMを売りたい数量だけ入力すればUSDTを入手できます。
内容を確認し、問題なければ「XLMを売る」を押します。
これで仮想通貨USDT(テザー)の購入が完了しました。
ちゃんと購入できたか心配な方は、バイビットの画面で「資産」→「現物アカウント」と選べばUSDTを買えているか確認できます。
ステーキングのやり方
ステーブルコインを準備できたら、あとは2ステップです。
- 購入したUSDTを「資産運用アカウント」に移動させる
- ステーキングをおこなう
ステーキングをするために、まずは購入したUSDTを「現物アカウント」から「資産運用アカウント」に移動させましょう。
バイビットの画面から「資産」を選んだらUSDTを探して「振替」選べばできます。
資産を移動させる方法は、以下の記事で画像を使って詳しく解説しているので参考にしてください。
>>仮想通貨を「現物アカウント」から「資産運用アカウント」に移動させる方法
資産運用アカウントへUSDTを移動できたら、ステーキングを始められます。
バイビットの画面で「資産運用」→「Bybitステーキング」と選んで、ステーキングの画面に移動しましょう。
Bybitステーキングの画面に移動したら、画面を下にスクロールしてUSDTを探しましょう。
USDTを見つけたらAPYの率が高いものを選んで「ステーキングする」をクリックしてください。
※ステーキングのタイミングによってAPYは変動します。2022年11月のUSDT(払戻し自由)のAPYは10%です。
あとはステーキングしたいUSDTの数量を入力して、規約への同意欄にチェックを入れたらステーキングできます。
これで年間利回り12%でステーブルコインのステーキングが完了しました。
やめたくなったら、ステーキング中の資産一覧から「払い戻す」を選べば、いつでもやめることもできるので安心です。
ステーブルコインのステーキングの利回り
ステーブルコインのステーキングの利回りを取引所ごとにいくつか紹介します。
※ステーキングの利回りはタイミングによって変動する可能性があります。
取引所名 | ステーキングの利回り |
バイビット(Bybit) | USDT:10% USDC:4.5% |
バイナンス(Binance) | USDT:8% BUSD:8% |
エムイーエックスシー(MEXC) | USDT:0.8% USDC:0.85% |
Bybit(バイビット)では、USDTが10%、USDCは4.5%です。
※下の画像ではUSDTのAPYが12%ですが、2022年11月は10%となっています。
海外の有名取引所Binance(バイナンス)では、USDTが年利8%です。
ちなみに、バイナンスが発行しているステーブルコインBUSDの年利も8%でした。
海外取引所MEXCの場合は、USDTが0.8%、USDCが0.85%です。
ステーキングの対象通貨や利回りは変更される可能性もあるので、最新の情報は公式ホームページをご覧ください。
ステーキングにおすすめのステーブルコインはUSDT(テザー)
ステーブルコインのステーキングに挑戦したいかたは、USDT(テザー)をステーキングするのがおすすめです。
特にバイビットの場合、年間利回り10%と高い利回りで運用できます。
USDTを持っていれば他の仮想通貨の購入などに利用することもできます。
ステーキングはいつでも解除できるので、欲しい仮想通貨が見つかるまで運用しておくという使い方も可能です。
海外取引所を利用するのが不安だという方は国内のBitLendingを利用するのも選択肢の1つです。
最短貸出期間が1ヶ月と縛りはありますが、USDTとUSDCを預けて年利8%で増やせます。
ステーブルコインをステーキングするメリット・デメリット
ステーブルコインをステーキングするメリット・デメリットも紹介します。
ステーブルコインをステーキングするメリット
ステーブルコインのステーキングをおすすめする理由で紹介しましたが、まず以下の2つのメリットがあります。
- 価格が下落するリスクが小さい
- 高い利回りで運用できる
他にも、少額から始められたり、ドルと連動しているUSDTやUSDCを持っていると円安対策になるといった利点もあります。
ステーブルコインをステーキングするデメリット
いっぽうで、デメリットもあります。
その他の仮想通貨投資と比べると低リスクですが、大きく稼ぐのは難しいです。
仮に100万円分のUSDTを年間利回り12%で運用できたとしても月に1万円しか稼げません。
「リスクをとってでも、もっと稼ぎたい」という方もいると思います。
そういう方は、他の方法に挑戦してみてください。
ビットコインを持ってるだけのほったらかし投資や、草コインへの投資のほうが期待できるリターンは大きいです。
>>ビットコインは持ってるだけで稼げる?ほったらかし投資のメリットとデメリットも解説
他にも、トレードに自信がない方でも挑戦しやすいコピートレードなどの稼ぎ方もあります。
ステーブルコインをステーキングする際の注意点
ステーブルコインをステーキングする際に理解しておきたいポイントも紹介します。
- ステーブルコインの価格が暴落する可能性がゼロではない
- ステーキングで得た利益には税金がかかる
注意点①:ステーブルコインの価格が暴落する可能性がゼロではない
裏付けとなる資産があることで、価格が下がりにくいステーブルコインですが、価格が下落する可能性もあります。
裏付けとなっている資産の価格が下落すると、その影響でステーブルコインの価格が暴落してしまうなんてことも。
可能性としては低いですが、価格の下落リスクも頭に入れておきましょう。
注意点②:ステーキングで得た利益には税金がかかる
ステーブルコインのステーキングで得た利益は課税対象となります。
仮想通貨の売買で儲けた時しか税金はかからないと思っていた方は注意が必要です。
また、仮想通貨を他の仮想通貨と交換した時なども課税対象となります。
ステーブルコインのステーキングに関するよくある質問
ステーブルコインのステーキングに関する質問にも回答します。
- ステーキングはいくらから始められますか?
- ステーブルコインは何がおすすめですか?
- ステーキングはいつでもやめられますか?
- ステーキングで稼いだステーブルコインで何ができますか?
ステーキングはいくらから始められますか?
ステーキングを数十万円からしか始められないと不安になりますよね。
この記事で紹介しているバイビットでは、ステーブルコインのステーキングを3,000円程度の少額から開始できます。
まずは少額でやってみて、問題なさそうならステーキング額を増やすこともできます。
ステーブルコインは何がおすすめですか?
ステーキングするステーブルコインのおすすめは、USDT(テザー)です。
時価総額が高く人気があるだけでなく、ステーキングの利率が高いからです。
ステーブルコインのステーキングでは大きく稼ぐことはできませんが、利率の高い通貨を選ぶことで、より効率的に資産を増やせます。
ステーキングはいつでもやめられますか?
ステーキングする場所やステーキングの種類によって様々ですが、いつでもやめられるステーキング方法もあります。
バイビットやバイナンスなどの海外取引所で取り扱っているのは、いつでもやめられるステーキングと30日や60日など期間が決まったステーキングの2種類です。
1ヶ月や2ヶ月の間ステーキングを解除できないのが不安な場合は、いつでもやめられるステーキング方法を選んでください。
まとめ:仮想通貨初心者はステーブルコインのステーキングがおすすめ
この記事では、次の内容をお伝えしました。
ステーブルコインは価格が安定しているので、価値が下がって損してしまうリスクを抑えることができます。
ただしステーブルコインを持っているだけでは稼げないので、ステーキングをして高利回りで運用しましょう。
ステーブルコインのステーキングに挑戦したい方は、海外の取引所Bybit(バイビット)を利用してください。
時価総額でも上位の人気ステーブルコインUSDTを年間利回り10%で運用できます。
少額から挑戦でき、円安対策にもなるのでおすすめです。
バイビット(Bybit)に入金する際は、クレジットカード入金やコインチェックからの送金ではなくビットフライヤーから送金したほうがお得です。
ビットフライヤーは、リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)を手数料の安い取引所で購入でき、送金にかかる手数料は無料です。