仮想通貨を始めたいけど、取引所がいくつもあってどれを選べばいいのか分からない……
今回は、こんな質問にお答えしていきます。
最初の仮想通貨取引所はどこを選べばいいのか、悩みますよね。
そこで、仮想通貨取引所を実際に使っている私から、おすすめの取引所はどこか、どういったポイントを見ていけばいいのかをお伝えします。
この記事を参考に仮想通貨取引所を選び、ビットコインなどの暗号資産を買うために口座開設をしていきましょう。
それでは、順番に解説していきます。
初心者におすすめの仮想通貨取引所
私は現在『コインチェック』と『ビットフライヤー』で口座を開設していますが、そんな私が初心者におすすめできると考える取引所は次の4つです。
次で紹介する「初心者が仮想通貨取引所を選ぶポイント」で挙げている4つの点に加え、多くの人が利用していて通貨の流通量が多いこと、取引できる通貨の種類の多さなどを踏まえて選定しました。
とりあえず口座開設をしたいという方は、初心者におすすめの取引所の1つを選べば大丈夫です。
「初心者が仮想通貨取引所を選ぶポイント」を詳しく知りたいという方は、記事を読み進めてください。
初心者が仮想通貨取引所を選ぶポイント
仮想通貨取引所を選ぶポイントを紹介します。
取引所を選ぶポイントは下の4つです!
- アプリの使いやすさ
- 手数料の安さ
- サービスの充実度
- 最低取引単位
ポイント①:アプリの使いやすさ
これから仮想通貨の購入を始めるにあたり、アプリの使いやすさは重要な要素の1つです。
アプリが使いにくいと、口座開設したはいいものの、結局購入まで至らなかったり、中上級者向けのチャートを見て混乱してしまう可能性があります。
アプリの使いやすさはどうやって分かるのかな……
正直、使ってみないことにはアプリの使いやすさは事前に分からないですよね。
そこで、1つの参考になるのが、多くの人が利用しているかということです。
例えば、有名な取引所の1つであるコインチェックは、2021年国内仮想通貨取引アプリDL数No.1(データ提供:AppTweak)なだけあり、非常に使いやすいです。
私が最初に口座開設したのは『コインチェック』です!
ポイント②:手数料の安さ
2つ目のポイントは、手数料が安い取引所を選ぶことです。
仮想通貨を購入する目的の1つは、資産を増やすことですよね?
それなのに多額の手数料を払っていたら、資産が増えるどころか減ってしまう可能性があります。
参考までに、ビットコイン(BTC)の売買に係る手数料を何社か見てみましょう。
取引所名 | 取引所手数料 |
Coincheck(コインチェック) | 無料 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 0.01~0.15% |
GMOコイン(ジーエムオーコイン) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
bitbank(ビットバンク) | Maker:-0.02%(一部銘柄を除く) Taker:0.12%(一部銘柄を除く) |
上記は「販売所」ではなく「取引所」の手数料なので注意してください。
「販売所」を利用するとスプレッドと言う多額の手数料が発生します。
ですので、基本的には「取引所」を利用するようにしましょう。
「Maker」と「Taker」って何のこと?
「Maker」と「Taker」については、次のとおりです。
- Maker(メイカー):注文が取引板(気配値)に並ぶことにより、結果として市場の流動性を作る取引のこと
- Taker(テイカ―):注文が取引板(気配値)に並んだ既存の注文で約定することにより、結果として市場から流動性を取り除く取引のこと
- ↑ビットバンクの手数料に関するページから引用
取引所には、「〇〇円で〇〇の量を売ります(買います)」といった情報が並んでいますが、そこに並んでいる価格で取引をするのか、新たな価格を提示して取引するのかという違いです。
MakerとTakerがよく分からなくても、コインチェックが手数料無料だと覚えておけば大丈夫です。
ポイント③:サービスの充実度
3つ目のポイントは、サービスの充実度です。
取引所のサービスにはどんなものがあるの?
取引所によって提供しているサービス・提供しないサービスがありますが、代表的なサービスは下の3つです。
- 積み立て:定期的に設定した金額分を自動購入
- レンディング:暗号資産を貸し出して利息を受け取る
- レバレッジ取引:自己資金の何倍もの金額で取引
上記のうち、初心者が取引所を選ぶにあたり見るべきサービスは、「積み立て」と「レンディング」です。
レバレッジ取引は、初心者には全くおすすめしないので、サービスの有無は無視して構いません。
取引所ごとの「積み立て」と「レンディング」のサービス提供有無を見てみましょう。
取引所名 | 積み立て | レンディング |
Coincheck(コインチェック) | 有(1万円〜) | 有(1万円相当〜) |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 有(1円〜) | 無 |
GMOコイン(ジーエムオーコイン) | 有(500円〜) | 有(0.1BTC〜) |
bitbank(ビットバンク) | 無 | 有(最低貸付量は募集の都度異なる) |
手数料以外にも提供しているサービスに差はあるので、選ぶ際の参考にしましょう。
ポイント④:最低取引単位
4つ目のポイントは、取引所の最低取引単位です。
最低の取引単位なので、その単位以上の量でしか取引所では売買できません。
それでは、各取引所でのビットコインの最低取引単位を見ていきましょう。
取引所名 | 取引所の最低取引単位 |
Coincheck(コインチェック) | 0.005BTC |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 0.001BTC/回 |
GMOコイン(ジーエムオーコイン) | 0.0001BTC/回 |
bitbank(ビットバンク) | 0.0001BTC/ 回 |
1ビットコイン(BTC)=500万円の場合を想定
- 最低取引単位:0.005BTC=25,000円
- 最低取引単位:0.001BTC=5,000円
- 最低取引単位:0.0001BTC=500円
数百円という少額でまずは試してみたいという方は、最小取引単位も意識して取引所選びを行いましょう。
まとめ:初心者におすすめの仮想通貨取引所は4つ
この記事では、初心者におすすめの取引所と取引所選びのポイントを紹介しました。
口座開設自体は無料なので、気になった取引所を選んで口座開設をしてみましょう。
口座開設する取引所は決まりましたか?
「決められないよ」という方のために、私が思うタイプ別オススメ取引所もお伝えしておきます。
タイプ | オススメの取引所 |
・ビットコインのみを取引予定 ・自動で積み立てたり、貸し出して利息を受け取りたい ・取引所の手数料は無料がいい ・多くの人が利用しているアプリだと安心 | Coincheck(コインチェック) |
・積み立てに興味があり、少額から始めたい ・取引所でまずは数千円から購入を始めたい ・取引量が多い取引所だと安心 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
・取引所でまずは数百円から購入を始めたい ・積み立てに興味があり、少額から始めたい ・送金や出金時の手数料は無料がいい | GMOコイン(ジーエムオーコイン) |
・取引所でまずは数百円から購入を始めたい ・アプリの使いやすさを重視したい ・自動積み立てはせず、手動で都度購入したい | bitbank(ビットバンク) |
取引所選びに迷われる方は、上記も参考にしてみてください。
口座開設を終えて実際に暗号資産を購入すると、さらに興味がでて情報収集をしたくなり、世界が広がっていくと思います。
それでは、本日もお読みくださりありがとうございました。